耐震改修とバリアフリー改修を同時に⾏った事例 押上W邸(昭和52年竣⼯)
当初はあまり予算をかけないよう簡易改修で助成申請を⾏いましたが、耐震診断の結果評点1.0以上の耐震改修が簡易改修とほぼ同等の⾃⼰負担額で実現可能なことが分かり、変更申請を⾏い耐震改修を⾏いました。
またバリアフリーも同時に⾏うことで、助成制度のメリットを最⼤限に活かした⼀例です。
1階改修後平面図
浴室床段差解消
筋交い設置
玄関の手摺り取付
助成金対象工事概要
【耐震改修】
- 筋交い補強 7カ所(1階×6、2階×1)
- 劣化度改善
(床腐食補修、基礎クラック補修)
【バリアフリー改修】
- 手摺り取付 5カ所(玄関、WC、浴室×3)
- 床段差解消
(浴室床改修、浴槽取替)
実際のご負担額
かかった費用 | |
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評定料 | 15,000円 |
耐震診断・一般診断 | 150,000円 |
改修計画作成費用 | 100,000円 |
工事費用(耐震部分のみ) | 1,365,000円 |
工事費用(バリアフリー部分のみ) | 588,000円 |
合計:2,218,000円 |
墨田区の助成金 | |
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墨田区耐震診断助成 | 150,000円 |
改修計画作成助成 | 50,000円 |
耐震補強工事助成 | 1,000,000円 |
バリアフリー工事助成 | 360,000円 |
合計:1,560,000円 |
総合評点
補強前 0.67 → 補強後 1.02
総合評点の目安
●1.5以上…倒壊しない ●1.0以上~1.5未満…一応倒壊しない ●0.7以上~1.0未満…倒壊する可能性がある ●0.7未満…倒壊する可能性が高い
●1.5以上…倒壊しない ●1.0以上~1.5未満…一応倒壊しない ●0.7以上~1.0未満…倒壊する可能性がある ●0.7未満…倒壊する可能性が高い